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連山(れんざん)は、太平洋戦争で大日本帝国海軍が計画した四発陸上攻撃機。1943年(昭和18年)に大日本帝国海軍が中島飛行機に依頼したが、資源不足から中止になった。略符号はG8N、連合軍コードネームはRita。1943年(昭和18年)7月27日に兵器名称付与標準が改定される以前は「十八試陸上攻撃機」、以降は「試製連山」と呼称された。 == 特徴 == 連山は、高空性能と防御力が重視されていた〔戦史叢書95海軍航空概史354頁〕。当時の日本軍用機に比べて生産性・整備性・速力・爆弾搭載量に優れる、空力的に洗練され武装も強力な機体となるものであった。 連山は鹵獲したアメリカ陸軍航空隊のB-17爆撃機を解体・調査して得られた情報や技術を参考に設計されている。機銃配置は一式陸攻と同様、B-17と同一となっているがB-17の、より新型のものに準じている。視・射界が極めて良好で空力的にも洗練されており、降着装置も前車輪式を採用していた点が技術的な特徴となっている。 海軍に領収された1、2号機は米軍による空襲を比較的避けやすいと思われた三沢海軍飛行場に空輸され、飛行実験が行われたが、結局、同地で空襲を受け破壊された。完成済みであったが未領収の2機は中島飛行機小泉製作所に隣接する小泉飛行場に残され、1機が空襲により大破、破損した1機だけが終戦時に残されていた。この機体(4号機とされるが異説あり)は米軍に接収され、アメリカ合衆国本土へ移送されたが、エンジン未完で装着されていなかったためその後廃棄処分となっており現存する機体はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「連山 (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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